ネットワークカメラと電気機器用ハウジング品質・検査・試験の取り組み
安心・安全のネットワークカメラと電気機器用ハウジング
株式会社三恵ネットはPSE適合性試験をはじめとする各種検査に適合していますので安心してご利用いただけます。
弊社独自でも各種試験を行い、日々品質・性能向上を図っております。
PSE適合性検査
電気用品安全法による適合性検査(PSEマーク)に適合しています。
品番 NFMK-212B
2014年4月1日に施行された電気用品安全法は、経済産業省の管轄の元、電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的としております。
電気用品安全法の規制下にある製品は、登録検査機関にて適合性検査を受け証明書の交付を受けた後、電気用品安全法への適合を示す「PSEマーク」の貼り付けが義務付けられています。
弊社では、一般財団法人 電気安全研究所 にて交付を得ております。
また、PSE適合性検査にあたって必要となる計測器類(電圧調整器、絶縁耐圧試験器)を保有しております。
異物侵入保護等級
電機機械器具の塵・水滴に対する保護等級IP66を取得しています。
品番 NFMH-1000
IP(International Protection)とは、IEC規格529にて規定された固定異物や水に対する電気機器やキャビネットの異物侵入保護等級の表示の事です。
一つ目の数字は、人体及び固形異物に対する保護で、6=「防塵型 粉塵が内部に侵入しない」ことを表します。
二つ目の数字は、水の侵入に対する保護で、6=「波浪に対する保護 波浪または、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」ことを表します。
遮熱試験
実験協力:金沢大学
カバー表面温度
遮熱塗装なしカバーについて約10品過熱により100℃を超え異臭が生じたため、実験は5分間間隔でランプの照射ON-OFFを行い放射温度測定器によりカバー表面温度を測定した結果、5分後での遮熱塗装ありカバーでは50.6℃遮熱塗装なしカバーでは82.7℃を示し、遮熱塗料の有効性が明らかになった。
ケース内部温度
カメラケースとカバーとの間に空隙がある為、カバー表面温度の差ほどケース内部には塗料塗布の効果の差異が顕著ではなかったが、20分後での遮熱塗料ありでは22.6℃遮熱塗料なしでは28.9℃となっており遮熱塗料の効果が明らかと言える。
耐寒試験
実験協力:金沢大学
-20℃環境(ドライアイス)
-20℃でカメラケース内のヒーターの電源を入れると約25分から30分後に15℃に到達し、一定温度で安定を維持する事が可能であった。
-40℃環境(液体窒素ガス)
-40℃ではカメラケース内部のヒーター電源が入っているにも拘わらずケース内温度は-7℃まで達し、さらに低下する傾向を示した。
この事は内蔵ヒーターの能力が冷却による損失熱量より小さいことを意味する。
その為、冷却温度を徐々に高くして上昇し始めた事から、本カメラケースは-25℃以下での使用は不可と判定された。
ヒーターの容量を上げることで対応は可能である。
ご設置予定の地域における最低気温については、以下のサイト等をご参考ください。